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短文集・いつか神様になったら

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「目って閉じたら開くんだよ。こわくない」

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夕方の五時に起きると、自分が今までとは別の世界にいるんじゃないかと錯覚する。けれど陳腐な幻想は部屋干ししたでろでろのティーシャツの臭いに一瞬でかき消されてしまう。その日もそうだった。「今日、十八時半でよろしくね」なんてメールを開いてしまったから、最悪。

「西口に何回か入ったことあるパスタのお店があるんだけど」

そのセリフを聞いたとき、起床から二時間もたっていない頭で「あ、こいつだめだ」と思った。

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「いつか神様になったら」は2016年初出の短編小説です。2019年発行の『想像上の路地』にも掲載しました。
いまはどちらも頒布していない本です。
今回、表題作を中心に、tumblerに載せた短い文章などを集めてみました。
いつか神様〜は2016年版をほとんど改稿せずに載せています。

新書判、32ページ、角丸加工

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